2012/04/25

スマートライフ -人間が想像できうるということは、実現可能なこと-

先日、早稲田大学の創造理工学部教授でいらっしゃる渡辺仁史先生とお話する機会をいただいた。
建築に関する専攻でありながら、ヒトの行動と空間との関わりを研究されてきた渡辺研究室。
先生からいただいた著書『スマートライフ』には、表紙にカタカムナ文字が。そしてスマートライフとは「いかに格好良く生きるか。未来を読み、思い描くか。」であることが説かれ、心に響く。

渡辺先生とのご縁は、亡き奥様とのネットでの交流がきっかけでした。オルカをこよなく愛した奥様は、TINGARAの未発表曲『Jewel of Universe』がお気に入りだった。
昨年の海森彩生写真展で先生が提供された虹の写真は、ポール・スポング博士の研究所があるカナダのジョンストン海峡に架かった奇跡のような瞬間。亡き奥様ミミオルカさんの心の故郷。あの虹の写真観たさに、会場に足を運んでは『天国への橋』が流れるのを待ったものでした。

いかに格好良く生きるか、未来を読み、思い描くか。
それはずっとずっと目指してきた、生き方そのもの。

「人間が想像できうることは、実現可能なこと」

そう。だから想像したいし、創造していきたい。

快適でわくわくさせてくれる「かっこいいもの」ばかり探している私にとって、このシンプルな言葉は日々のテーマのようです。

優しくヒトと関わり、憧れを持って世界を見つめ、
正直で賢くありたい。
それが私にとってかっこよさの基本。
今日を楽しみ、未来に大いに期待していたい。