2008/05/10

忌明け

8日の夜に東京に戻ってきました。
2日に教会の納骨堂へ遺骨を納め、5月6日には父の同僚だった先生方と追悼会を行い、
翌日書斎に設置してあった祭壇を片付けて、忌明け。

忌明け、という言葉の意味がしみじみと感じられました。

仏式では七七忌にあたる49日目に、神式では50日祭と、どちらもほぼ同じ頃に忌明けを迎えるわけだけど、これがまた絶妙な日数だこと。
やるべきことを精一杯こなしていくのがやっとで、気持ちの整理をなかなかできずにいたのに、あれよあれよと時の流れに押されて、気がついたら忌明け。そしてほんのりと心も、忌明けを迎える準備ができているのでした。

なんだか、天国への橋のたもとで泣きながら父を見送っていたら、川に流されていつの間にか大海原に辿り着いていたような。(笑)
さぁ気を取り直して、また大海を泳いでいかなくちゃ。そんな気持ち。
これから少しずつ振り返り、前を向き、自分の暮らしを築いていきたいと思います。

お世話になった方々に感謝を込めて、何度でも感謝を込めてお礼が言いたいです。
みなさま、温かく見守ってくださってありがとうございました。