20年前のパリ祭
関東梅雨明け、わーい。
今日は7月14日・・・フランス革命記念日なんだって。
パリ祭・・・あ。パリ祭でふと思い出したこと。(笑)
20年前のこの頃、伊東沖で海底噴火がありましたよね。
夕方のニュースで中継が流れてて。
この頃いた制作スタジオで、仕事の合間にただなにげなくつけてるテレビだったんだけど、
ほぉ、噴火かと思って(興味ある)座って見始めたら、次第にのめり込んでいった・・・
なんだかとても臨場感がある。・・なんでかな?・・・と思って気が付いた。
そっか、この中継してる記者さんがうまいんだ。
いや、うまいというより、目力、言葉力、伝えようという熱意。
短い中継時間でスピーディーで無駄のないレポート、しかも現場の緊迫感もひしひし感じられる。
今まで見たことがないような中継だった。
おぉー。この記者さん、すごいすごい。
どうやら同世代の新人っぽい顔なんだけど、きっとこの人は私たち世代が世の中の中堅となる頃には、日本を代表するジャーナリストになっているに違いないな。
よし、覚えておこう。そう思って顔と名前を覚えたのでした。
そして翌日、前日のことはすっかり忘れて、またたまたまテレビがついてたら、中継が入った。
それはニュース放送中に噴火があがったという大スクープ映像だったんだけど、あろうことかパリ祭が200年の節目ということもあって、パリからの中継に時間を取られて数分遅れで画面が切り換わった。昨日の記者さんだ。冷静に、これまた素晴らしい臨場感で伝えてくれた。
このときの映像はその後、舞台裏の様子が番組衣替えの頃にやる特番で流れてたので、知ってる人も多いかもしれないな。
あれから20年かー。早いなぁ。
その後あの記者さんはたった3ヶ月で、のちに伝説の番組となるあの『筑紫哲也ニュース23』の
サブキャスターに抜擢された。
その先に別のオチもあるけど、オチの話は今日はやめとこ。(笑)
で、その記者さんは今、パリ特派員。
もしかして今日のニュースでパリ祭の中継なんかあったら楽しいな。ぶはは。
ひさびさにテレビつけてみよっと。