2008/03/14

うりずんの季節

1週間ほど沖縄に帰省してました。
2ヶ月前とは明らかに違う湿気・・・そういえばもううりずんの季節ですもんね。
戻ってくると、東京も潤ってた。1週間前とはたしかに違う湿気。
琉球語の「うりずん」は「若夏」と同じと思われがちですが、本来は「雨が土に潤い浸みる頃」ということで、まさに今頃をさすんですよね。
今年の春はやけに潤いを感じるなぁ、と思っていたら、そういえば今年って水の年なんだ。

なーんて、実家の状況を考えるとそんなのんきなことを言ってる場合でもないんだけど。。(笑)
今の父の姿を見ると、この世の哀しみのすべてのような気がしてしまいますが、
それでも春はどんどん潤い、夏至に向けて太陽は勢いを増していき、幸せの気配を感じるのです。

3月10日、父は76歳の誕生日を迎えることができました。
肺炎が少し落ち着いたのか、ときどき目を開けてくれたのが嬉しかった。
創りたい曲がまだまだあるんだけど、父のそばで感じるものも大きくて、この時間も大事にしたい。
なので、一仕事したらまた沖縄に戻ります。