水面の旋律
今日からボクネンズアート東京で『水面の旋律展』が開催されています。
このタイトル作品である『水面の旋律』が見たくて、さっそくおじゃましてきました。
この『水面の旋律』は、TINGARAの6枚目のアルバム『風の旋律』のジャケットカバーアートとしてボクネンさんに書き下ろし作品を彫っていただいた際に一緒に降りてきたという作品で、CD『風の旋律』の歌詞カードにも描かれています。(デザイナーはあの仲程長治さんですよ☆)
着色されるとまたイメージが変わって、後光が射すかのような高貴な黄色が印象的です。
『風の旋律』は、アルバムの楽曲がすべて出来上がってからボクネンさんに聴いていただき、そのイメージで彫っていただいた作品でした。
そのとき同時に降りてきた『水面の旋律』。
でもどうして“水面”だったんだろう・・・。
実は、12年前、ボクネンさんのビデオ『風の伝言』のエンディングで『光さんさん』を使っていただくことになり、ボクネンさんにその作詞をお願いしたことがありました。
その際に、もう1篇「つぐみのイメージでこんなのが降りてきたよ」と言って書いてくださった詞があったのですが、その詞の最初の言葉が“水面”だったでした。
水面・・・私を水や水面のイメージにボクネンさんが重ねてくださったのなら、すごく嬉しい。
そんなこともあって、この『水面の旋律』はすごく心惹かれる作品なのです。
どうして水面なのか、それはこれからも自分の中で追い求めていきたいテーマです。
展覧会は29日(土)までだそうです。
CD『風の旋律』をお持ちの方は、ぜひ着色された『水面の旋律』にも会いにボクネンズアート東京へ行ってみてくださいネ。
名嘉睦稔木版画『水面の旋律展』
●会期:8月22日(土)~29日(土)※日曜営業
open / 11:00-19:00
●会場:ボクネンズアート東京
展覧会の詳細はこちらでどうぞ。
BOKUNEN'S WORLD:http://www.bokunen.com/